BE= Lab&Gallery

北浜Quartet No.20
「Quiet」

2026.3/4(水)〜3/15(日)
<3/9(月)・10(火) 休廊>
open13:00-close19:00(最終日18:00まで)

・・・・・・・・・・・・

川崎栄子
Kimiko Ujihara
風香
三木千代

 

静穏の中のうねり

うねりの中の静穏が

此処にもありますように

 

 

〔北浜Quartetとは〕
題材やジャンル、手法などを元に構成された【4人展企画】です。
毎回メンバーとテーマを変えながら、4人ならではの時間が流れます。
4人で奏でる心地よいメロディをどうぞお楽しみください。

 


川崎栄子

「囁くように」

片隅に存在するひそやかな情景をとどめておきたいと願って、
フィルムで写真を撮っています。

モノクロ:暗室で手焼きした後に油絵具を使って“雑巾がけ”
カ ラ ー:スキャンしてインクジェットプリント

*【雑巾がけ】1920~30年(大正末期~昭和初期)頃、流行した日本独自のピグメン印画法。暗室でプリントした後、オイルを引き、その上に油絵具を塗って拭い落しながら調子を出していく技法。

 

<これまでの展示>
北浜Quartet No.3「Story」
北浜Quartet No.9「Paint & Peel」

 


Kimiko Ujihara

愛知県出身。美術系大学日本画コース修了。
芸術教育領域 修士 ( 芸術 ) 取得。
主に天然鉱物を使用して作品制作しています。
銅や石英などの身近な鉱物のさまざまな表情をお伝えできればと思っています。

 

<これまでの展示>
北浜Quartet No.8「Resonate」
●抽象展2025

 


風香

「砦 – toride -」

私は開発が進む、比較的田舎と言われる場所で育ちました。
植物の刈り取られ、切り倒される姿を見るたびに「植物は弱い」と思いました。

そして約一年半、過疎化が進む本当の田舎に住みました。
植物に浸食される人里を見て思いました。
人は植物が支配する世界の特に安全な場所に生きているに過ぎないのだと。

今は田舎でも都会でもない場所に住んでいますが、
未だに安全地帯を作り上げて過ごしているという僅かな緊張感が消えずにいます。

―――――

略歴
1995年生まれ 大阪府出身
2025年3月 京都芸術大学 通信教育部 美術科 写真コース 卒業

 

<これまでの展示>
抽象展2024
BE=展2026

 


三木千代

-プロフィール-
柿渋や岩絵具、カラーインクを使って制作しています。
色のにじみや重なりを通して、曖昧さの中に潜む美しさや見えないものがふと立ち現れる瞬間を描き、時間や記憶の感触を作品に込めています。

-コンセプト-
「Quiet」:静寂。silent(無音)とは異なり、かすかに呼吸を感じるような、微細な変化を含んだ静けさである。完全な停止ではなく、始まりと終わりを内包している静寂には、様々な質感をともなった時間が折り重なっている。
本展では、柿渋と墨の深さの中で見えてくる揺らぎや、和紙と支持体の間に別の層を忍ばせることで、内包された気配が立ち現れてくるような制作から「Quiet」を捉えることを試みた。
淡々と過ぎゆく時の中で、私たちは常に変化の只中にいる。
時間の経過とともに色が深まっていく柿渋のように僅かな違いを携えながら日々を生きていくこと、それは「Quiet」であるかも知れない。

 

<これまでの展示>
抽象展2025
BE=展2026