BE= Lab&Gallery

{北浜Quartet No.14}
「Always」

2024.12/11wed〜12/22sun
<12/16(月)・12/17(火)定休日>
open13:00-close19:00(最終日-18:00まで)

人は大体いつものパターンの中で生きている。

日頃写真を撮る人もいつものパターンというものがありいつも同じ様な場所に赴き、同じ様なものを撮っている。

何故かその場所に吸い寄せられ、気が付けばシャッターを切っているいう感じだ。
どうしてかはハッキリと分からないが、ひょっとして前世が関係しているかも。

なんて冗談はさておき、おそらくそこにはいつものパターンに従う心地良さや安心感があるのかもしれない。

この世界はある一定の法則に従って活動している。
人もこの広い宇宙の一部だと考えるなら、それもごく自然なことだ。

飽きもせずいつも同じ様な写真を撮っている四人の写真、最後まで飽きずに見て頂けましたら幸いです。

ゴトーマサミ
佐々木砂織
本江裕次郎
渡辺猛世


ゴトーマサミ「Okawa plants」(大川プランツ)

わたしはいつも木に反応する まるで鳥のように
わたしはいつも草に反応する まるで虫のように
わたしはいつも植物を撮る
とにかく植物はうつくしい
そのフォルム その存在 その生き方
この世界で唯一完璧な存在 

佐々木砂織SORA」 

いつもそこに空はあった。 いまも…。 これからも…。
悲しい時、ふと空を見上げた。 雲間から射す光に希望を感じた。
イライラした時、ふと空を見上げた。
ユニークな雲に思わず笑顔になった。
疲れた時、ふと空を見上げた。
夕暮れの美しさに感動した。
変化することがこの世界のデフォルトであると 思い出させてくれる。
恐れる必要がないと気づかせてくれる。
同じ空の下、呼吸をしている。 同じ空の下、夢を見る。
ずっと空を見てきた…。 

本江裕次郎「壁ノすゝめ」 

2019年に開催した写真展の時に、何を撮りたいかが定まらず相談した時の 「君は壁を撮れ」から私の壁は始まった。
撮り始めた頃は周りを見渡せば至る所にあり 懐疑的であったが、いざ撮影すると同じような 状態の壁が無いことが分かった。
これを機に皆さんも自分の周りの壁を 見比べてみてはどうだろうか。 

渡辺猛世

40歳ころより本格的に写真を始める。 平成17年故矢野建彦先生と出会い主宰されていた 「修羅」に参加、主に奈良を中心に風景の撮影を 楽しんでいました。
平成30年同クラブ解散後は大阪ハッセルブラッド フォトクラブに所属現在に至る。
風景をリバーサルフィルム、気分転換に白黒ネガで スナップが基本スタイルでプリントは人任せでしたが令和4年12月よりBE=Labさんに通うようになり 自身も暗室を作りプリントを楽しんでいます。まだまだ初心者で未熟ですのでよろしくご指導 ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。 

 


北浜Quartetとは画材や手法、題材、ジャンルなどを考慮してメンバー構成した4人展企画です。今回は写真を手がけるメンバーでの展示。
どんな音色が生まれるのか。
4人が奏でる心地よい空間をお楽しみください。