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写真とは実際にあるものを写し出すものなので、抽象的な表現には少々無理がある。

しかし、物の捉え方、光の作用やレンズの特性等を使って、実際に見えている世界を、意外性や具体性に欠けたイメージ で（つまり何がうつっているのかわからないように）撮影すれば、それは実態が不明確な抽象的な写真となるわけである。

あまり難しく考えずに見てみると、不思議と何かの形に見えたり、何かを連想したりしてとても想像力を搔き立てられる。

時折、抽象的な表現を目の前にすると、「何だか良く分からない」や「難しくて理解出来ない」なんて方もいらっしゃいますが、それはそれで結構なこと、どう感じようと自由なんですから。

とにかく色んな表現に触れてみることが大切です。

多分、作る方も良く分からずに作っているはずですから。

織田哲
ゴトーマサミ
佐藤征二
清水マリカ
田中祥介
ネコ川崎
風香
HIDETO MATSUDA
南智子
本江裕次郎
山口典子

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